2011年04月15日

被災地からの報告



    3月19日に ご紹介した被災地で動物達の保護活動をしている団体から←ここ
    このような報告がきました。

    やはり 物言えぬ動物たちはこんな時どんな気持ちで飼い主達を待っているのでしょう。
    考えただけで 胸がくるしくなります。
    動物達の命は こうした団体が活動してくれなければ
    助ける事が難しいと思います。
   
    どうか 少しでも小さな命の炎が消えませんように。。。
    と祈るだけです。 

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アークでは4回被災地へ出向いて、避難所や被災地へペットフードの配布と
4月10日までに犬猫59匹を保護いたしました。
震災で行き場のない動物は無条件で預かることを
各避難所の方々にお伝えしています。
もちろん放浪している犬猫も見捨てません。



4月8日は福島県女川で取り残されていた猫と、茨城県ひたちなか市の
犬を10匹、無事に保護できました。
4月10日から2チームに分かれまして、大阪チームは原発立ち入り禁止近くの
生き延びていた放浪犬5匹をレスキュー、東京チームは福島県の避難所を
回って7匹(飼い主依頼6匹・放浪1匹)を保護しました。

昨日、4月14日は放浪犬9匹をレスキューし大阪へ空輸しアークシェルターで
保護、本日は7匹レスキューし、夕方の便で大阪に到着予定です。
(保護した犬全て、現地の取りまとめの保健所に写真を登録して、
はぐれてしまった飼い主様が探し易くしています)

 現地には、まだたくさん残されている犬がいます。
車から降りてさらに進み民家を覗くと、犬舎に入れっぱなしの残されている
大型犬などいて、エサや水をあげると頭ごと入れ物に突っ込んでくるそうです。
残念ながら置き去りにされ閉じ込められっぱなしで、餓死している犬も何頭か
見られたとの報告もありました。
・・・・最後まで飼い主が迎えに来てくれるのを待ってたはずです。
かわいそう過ぎて何とも言えない気持ちになります。

現在4回目のレスキュー中で、レスキュー隊は福島県にいます。
明日も保護活動を予定しています。
まだまだこれからで、きりがないです。


 近々人間用の仮設住宅が出来上がるそうで、一緒に連れていけないペットを
手放す方が増えると予測できます。
アークではできる限りお預かりします。
被災動物の仮設ハウスを建てる計画も進めています。
今後の動きはHPにて後日ご報告させていただきます。


 このレスキューができるのは、支援してくださる皆様の
ご寄付のおかげです。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございます。



2011年4月15日(金)
NPO法人 アニマルレフュージ関西
経理担当 吉岡 裕美

〒563-0131
大阪府豊能郡能勢町野間大原595
TEL:072-737-0712
FAX:072-737-1886
EMAIL:account@arkbark.net
WEB:www.arkbark.net


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Posted by びーべばい  at 18:58 │Comments(0)地震

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