2013年01月16日
ない なんて。。。。。。
空港で待たされたあの日。
あの日の話は 実はまだ終わりではありません。
ヘルシンキに着いてから、簡単にはホテルの部屋に入れなかったのです。
私達は ヘルシンキに滞在した時はいつも同じ
アパート形式のホテルに泊まっていました。
ですが 今回は別のアパートにしていました。
いままでのホテルは ランドリーが地下にあり
使う時は予約が必要でした。
2台あったので 私達が使いたい時に使えていたので不便はなかったのですが
終わる時間に見当をつけて 乾燥機に入れ替えないとなりません。
それが ちょうどうまくいかないと
見に行ったら あ。。。 まだ回ってた。。。。

何度か繰り返すこともしばしばでした

今回は洗濯機付きの部屋でした

乾燥機はないのですが 部屋がとても暖かいので
部屋に干して置けば 1日で充分乾くはず。
それと 少し宿泊費が安かったので
今回は 今までとは違うアパートにしてみたのでした。
私達がチェックインした日は 日曜日でした。
オフィスがお休みの日なので 部屋の鍵と地図は
ヘルシンキ中央駅のラゲッジセンターで受け取る事になっていました

中央駅の地下にそこはあり 私達は予定通り鍵と地図を受け取りました。
ラゲッジセンターのおじさんに
一番分りやすい行き方を尋ねましたが
バスもトラムも近くを走っていないから 歩いて行くのが1番だよ と。


でも 15分か20分だよ。 と。
言われた通りに歩き出しました。
ヘルシンキの街は -13℃

道は既に凍ってツルツルでした。
重たいスーツケースは凍った道では操縦不能で
思うように動いてくれなくて
言われた通りの道筋を、はぁ、はぁ しながら 休憩しながら
やっと たどり着いた時は 40分経過していました

すでに 汗だくでした


暗証番号で 大きな鉄の扉を開け
敷地内に入り また暗証番号で建物の中に入りました。
古い建物の中は 真っ暗で 正面に大きな階段だけ見えます。
私達の部屋は 5階。
エレベーターは。。。???
一つあった扉をあけたら そこは地下に行く階段が。。。
後は目の前の大きな階段だけしかありません。
エレベーターがないなんてことはないだろうから
上まで見に行ってくるから ちょっとここでまってて。
そう言って夫が階段を登って行きました。
暫くすると 外から若い女性が入ってきました。
挨拶し 早速エレベーターの場所を聞くと
ごめんなさい。
ここには エレベーターはないの。


ああああああああああああああああ・・・・
このスーツケース持って5階まで行くしかないのぉ。。。


上まで偵察に行った夫が帰ってきて
出会った女性にエレベーターの事を聞いたら
下であなたの奥さんに同じ事を聞かれたわ。。。て。

かくして 肝を据えて 気合を入れて
5階まで 最後の力を振り絞っての登ったのでありました




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