2017年02月04日
遡って覗いてみたい暮らし
ヴィンテージクロス
古い布ものには言い知れぬ魅力を感じます。
食器も同じですが
クロスはそれを織るところから物語が始まります。
刺繍やステッチ、レース編みは
1目ひとめどんな思いを込めて刺したのかしら。。 とか。
どこに掛けてどんな暮らしが営まれていたのかしらと。。。
想像は尽きません。


こちらはハンガリーの1940年代に織られて
丁寧に使われてきたクロスです。
当時ハンガリーは決して裕福な国ではなかったですから
織られた麻地はベットカバーやテーブルクロス、
バスタオルとしても貴重な布地でした。
傷んだところを外してだんだん小さなドイリーなどになり
お布巾、最後にはお雑巾して使い込んでいたようです。
こういう作業は私も見習いたいと思います。