2014年05月22日
Throssonの世界
今日は 昨日ご紹介した Nils Throsson デザインの
花瓶以外の 物をご紹介します。
まるで 水墨画 かと思える絵です。
大きなフラットなトレイです。
ボンボンケース
直径 11㎝ 高さ 7,5㎝(蓋まで)
どちらも
Royal Copenhagen (Denmarak)
Nils Throsson デザイン


Nils Throsson のデザインの奥深さに圧倒されます。
細密に葉脈1本まで描写した日本画のような絵柄
鳥や魚などを デザイン化した模様
象形文字のような アートなデザイン
シンプルなフォルムがキャンパスとなって
彼の世界が 描かれています。
ミドルティーンの頃から Royal Copenhagenで働き
陶工としての技術や デザインを学び
35歳でアートディレクターとして活躍していました。
「Tenera & Baca」 シリーズも
1960年代当時の若い女性デザイナーだけを起用したチームを
Throssonが束ねて成功しています。
Royal Copenhagen のどのシリーズとも全く違った
それぞれのデザイナーのデザインが光るシリーズとして
広く愛され続けています。
中でも Throsson のデザインは 職人としての技術
デザイナーとしてのセンスが余すことなく発揮でき
アートピースに限りなく近いシリーズとなっていると
私は思います。